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深夜1:30頃、彼(・・・もう彼じゃないけど)に電話した。



「仕事中?」

「いや、半分寝てた」

「ごめんごめん。寝ないとね。(電話切らないとね、の意味。)」




「大丈夫。」





「大丈夫。」って口調が、やけにしっかりしてるように聞こえた。
今思えば、意を決しての「大丈夫」だったように思う。

何から話し出したのかは、記憶ない。
ただ、世間話しは最初から、あまりしなかったような気がする。


私が特に確認したかった事は、
≪連絡しないのは、仕事の忙しさだけなのか≫
≪私の事を好きなのか≫って事。



それを彼に尋ねると、

「ん?なんで?」



『なんで?』って言葉に、僅かな望みもかき消された気分だった。
額に手のひらを当て、
口は受話器からはずし、
私は大きくため息をついた。


とっさの時、返事を用意してない時なんかに、
殆どの男は『なんで?』と聞く。



えーっと、彼は何て言葉を使ったっけかなぁ?
結構酔っ払ってたので、言葉そのものは忘れたけど、
(↑シラフで電話しろよなぁ。(^^;)

「今年に入ってから、気持ちが冷めていった。」

っていうニュアンスで、本音を話しだした。

そして、「電話をするって事が、煩わしくなった。」と。




「整理したい。」と・・・。(苦笑)





そんなに衝撃は受けなかった。
イメトレは出来てたし。
だけど、涙がボロボロ出てきた。

涙が出て、すーっとひいて、涙が出ての繰り返し。



彼は、「ごめん。俺が全部悪いんや」の繰り返し。
『ごめん』って言葉、何度聞いた事だろう。




色々話した後、(←あまり覚えてない・・・。汗)





「寝るかー。電話切って。」

「切られへん。」

「いいから切ってよ。(笑)」

「じゃあね。」







数秒の沈黙が、長く感じた。
居たたまれなくなって、電話を切ったのは私。
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