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昨日は、対鹿島戦に参戦する為に、とあるに乗った。



このに乗ったのは、私の記憶が確かならば6年振り。

正確に言えば、『この区間は』か。





当時、実家暮らしだった私が、中距離恋愛をしていた時、

彼に会いに行くために乗っていただった。



 ◇





その頃の私は、不倫を1年近く続けてて、ボロボロだった。

そんな時、離婚をしてボロボロになっていた彼とたまたま知り合ったのだ。





彼は奥さんの事を本当に愛していたらしい。

若い頃できちゃった婚したんだけど、

奥さんの事が大好きだったから、凄くそれは幸せだったと。





彼は結婚してた当時、

長距離運転手だった為、家を空ける事も多かった。



ある日、家に歯ブラシが捨てられてたのを発見したそうだ。

それを彼が奥さんに問いただしたところ、



「好きな人がいる。別れて欲しい。」と、奥さんに言われたそうで。



どうやら自分が仕事で留守の間に、家にオトコを上げてたらしいんだな。

奥さんの事を好きでしょうがなかった分、うけた傷もそれ相応のもので。







ボロボロだった私と彼は、よく電話で話しをしていた。

そのうち、気晴らしをする為に、2人で出かけるようになってった。







2人で出かけたある日の帰りに、突然告白された。



「俺、葵の事が好きなんだ。一緒にいて凄く楽しいし。でも俺、離婚してるじゃん?子供もいるし。だからこんな事を言うのは気が引けちゃってさ・・・。でも、本当に好きだから。」







彼はほんと~に温かい人だった。

だから、つい、温まりたくなった。

ボロボロだったからこそ、尚更。





「不倫なんてよくないよ。・・・俺と付き合おう。」





私は不倫相手に別れを告げた。

そして、彼と付き合った。





 ◇





とは言え、不倫相手は会社の同僚。

嫌いになって別れたわけではない。

いや、まだ不倫相手の事を好きだった。正直。

毎日不倫相手と顔をあわす度、

どうしようもない気持ちになった。





結局不倫相手の事を忘れられず、

彼とは3ヶ月という短い付き合いに終わった。





別れの理由は、言わなかった。言えなかった。





私が一方的に別れようみたいな事を言ったら、

彼は、こう言った。



「俺、土曜は仕事だし日曜は子供と過ごすから、葵、寂しかったんだろ?ごめんな。」





ごめんねは、私が言うべき言葉。

彼と別れた後、私はまた不倫相手の元に戻ったのだから。





 ◇





ル・クプルの『ひだまりの詩』を聞くたびに、彼を思い出す。

そんな、温かい彼だった。





昨日、彼との思い出のに乗ってたら、

『ひだまりの詩』が頭から離れなくなってしまった。









P.S 一度だけ、彼と偶然再会した事がある。

その場所は、とあるパチンコ屋。

パチ屋で再会って事が、なんか気まずかった(笑)。
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