ちょっとした事で、すぐに怒ってしまう自分。

少しずつ、ストレスが溜まってきているようだ。



原因はなんとなく分かっているつもりでいても、漠然としていて・・・。

どうしたらいいのか、ちょっと困ってます。



そう。あくまで『ちょっと』困っている。

だから、このまま『原因』と思える事をほっとけるレベルなんだけど、

もし、この『ちょっと』をほったらかしにしてしまったら、

今後、大きな惨事につながるんじゃないかなんて、懸念してしまう。

　◇





昨晩、いつもより早く帰って来たダンナと軽く口論した。





ダンナは自他共に認める、滅多に怒らない人。

なんで怒らないのかと、以前聞いたんだけど、

怒るって状態にならないんだって。ダンナの脳みそが。

私からすれば、それはとっても羨ましい体質だ。







口論の発端は、私の「ふざけんな」という言葉だった。

ダンナは悲しそうに、それでいて大きな声で、

「なーんでそういう風に言われなきゃいけないわけ？」こう、怒って言った。





私がふざけんなと言ったのには、勿論理由がある。

お金に関する冗談を、ダンナが言ったからだ。

お金の話題に過敏な私は、当然カチンときて、思わず「ふざけんな」と。



私は「ふざけんな」が冗談っぽくなるよう、

子供がすねた感じっぽく言ったんだけど、

ちょうどその時、私はダンナに背をむけて部屋を出るタイミングだった為、

私の可愛らしい演出（←キモイ）がダンナに伝わらなかったのか、

私の本心をダンナが見抜いたのか、

「ふざけんな」が、ダンナを怒らせるきっかけになってしまった。





２階の居間で、口論が少しの間続いたのだが、

台所で煮ていた里芋が気になり、私は口論も半ばで１階の台所へ移動。

その後、２階のゴミをまとめてくれたダンナが１階へ降りてきて、

「あの言い方はないよ」と。「言いたい事あるなら言いなよ。」と。



言いたい事は、沢山ある。

でも、沢山ある言いたい事は、言っていい事と悪い事があって。

私は里芋を意味もなくかき混ぜながら、

言ってもよさそうな事を選び、ダンナに言った後で、

「まぁ、確かにね。あの言い方はないよね。ごめんね。」

私はダンナに謝り、用事があるフリをして２階へ戻った。



興奮がおさまらない私は、２階で１人になりたかった。

とりあえず、タバコに火をつけた。

煙を吐いたと同時に、涙がじわーっと出てきた。

言ってはマズイような、言えなかった思いがぐるぐる頭ん中回っちゃって。





　◇





その後、別々に風呂に入った私達。

先に風呂を済ませ、ご飯を食べ始めてたダンナは、

「今日は折角早く帰ってきたんだし、もう、（ケンカは）やめよう。

　もう、（言いたい事は）ないよね？」と言ってきた。

私はテレビに目を向けながら、

「うん。」と、なるべく明るめの声で応えたんだけど、





しつこいようだが、言いたい事が本当はたくさんある。





こんな時、心の隅で思うんだ。

性格の不一致で離婚する夫婦って、

こういう事の積み重ねが離婚の原因になるのかなって。





勿論、こんな事、ダンナには言えないけれど(汗)。