結婚してから１年が経ったわけですが。



お陰様で一周年の翌日の事。正確に言えばこの日が結婚記念日にあたるのだが。

いつもと同じような食事を、少し特別な気分で食べていたら、

今年１年、どうやって過ごしていくか話し合おうよ　と、はりきり気味なダンナが提案してきた。

話し合おうよ　と、言ってきた割に、ダンナの独壇場と化したわけなんだが(笑)



議題に上ったのは、転職と子作りについて。

転職の話しはまぁ、赤字店という理由から、ここ２・３ヶ月の間、１日丸々休みという日がダンナにはなくて、

尚且つ、上からは軍隊のように（少し大げさ）圧力をかけられ続け、ダンナは憔悴しきっている為、

そういった類の愚痴をダンナが言いまくった中に出てきた話しなだけなんだけど。

愚痴がある時は吐き出しまくるのが一番だ。

話し終わったダンナの顔は、少し明るくなっていた。



ダンナの労働環境ははたから見てても、ちょっとひどい。

言うてもまぁ、職業がら残業はないに等しいんだけど、

定時どおり働いて、さっさと帰る事が出来たとしても、１２時間労働。

月に５回くらいある都内での会議の日は、普段より拘束時間が３時間は増えるし。

バイトでそれだけ働くのもしんどいだろうが、ダンナは勿論バイトではない。店長だ。

世間にはダンナ以上に働いている人がごまんといるけど、ダンナはダンナで色々思う事があって当然だろう。



転職を繰り返した私とダンナだから、今辞めても、同じ事の繰り返しなんだって事は痛い程承知している。

もう限界だなって思った時は、辞めてもいいよ。

でも、辞めるなら、次に行きたい職場を見つけて希望をもってやめて欲しい。

愚痴を聞き終わった私は、ダンナにそう伝えたし、本当にそう思っている。





話題は子作りの話しにうつった。

子供には、当たり前だがお金がかかる。

結婚１年目は借金返済の事もあり、子作りなんて全く考えもしていなかったのだが、

先月、２口あった返済先のうち１口を完済し、かなり経済的負担が軽くなってきた為、

そろそろ仕込み始めてもいい頃合になった。

もしもの時の蓄えは、独身の時に貯めたダンナには内緒の貯金があるから、お金については問題ない。

まぁ、大した金額じゃないけどさ。



お金の話しはおいといて・・・。



相変わらず、私は性欲がない。

ダンナは、男としては淡白な方だし仕事で疲れている為、食事して酒飲んですぐに寝てしまう。

今日はヤルぞぉーと意気込まない限り、S○Xには至らないわけだ。

そういやもう、２ヶ月はヤッてないな、うん。



そもそも、私は妊娠出来る体なのかも分からない。

中○しはね、回数は少ないにしろ、正直した事あるよ。ダンナは勿論、独身の頃に他の男とも。

最後だけ外に出すやつ・・・なんて言うんだっけ？○外○精？も、正直ある。

外に出そうが、中○しと同じなんだろうが。

その結果、運がよく・・・と言っていいのか分からないけど、私は一度も妊娠した事がない。



ダンナの方は、私と違った意味で雲行きが怪しい。

ダンナは子供の頃、タマを１つとっている。（見た目には分からないのだけど）

その時お医者さんに言われたそうだ。「将来子供を作れなくなる可能性もあります」と。

その為、ダンナは子作りに対してコンプレックスを持っている。

２ヶ月前に中○しした後も、結果妊娠していないと分かると、落ち込んでいた。



私は、産めるんだったら一度くらい産んでみたいけど、今のところ子供を切望しているほどではない。

それなのに、今後子作りにトライして、生理が来る度に落ち込むダンナを想像すると、少し可愛そうで。



まぁ、そうは言ってられないか。

今年からは無い性欲を無視して、子作りにはげむ所存でございます。