「デートな気分」
えぇ。あくまで気分です。あしからず。



４／２５に閉めた飲み屋で知り合った男の人、タカさん。
確か私よりも１つか２つ年下なんだけど、
私から見たらとっても身長が高く、
平井堅に少し似た彼は、素敵なんだなぁ。
かっこいいと言うより、素敵　の方がハマる感じ。

そのタカさんに、退勤時の電車内で偶然会った。

タカさんは、上野から某ローカル線に乗り換えて帰るんだけど、
私ってば、ついついそのローカル線に便乗してしまいました。

私はそのローカル線じゃなくても帰る方法は沢山あるんだけど、
帰る方向が一緒の私に、
「一緒に帰りましょうか？」とタカさんが言ってくれたもんで、
私は心ん中ではしゃぎまくり(笑)。



背が高いタカさんと会話をするのは、
身長１５０ｃｍ弱の私にとって、少々辛いトコ。

でもねー。結構混んでる車内で小さな声で話すには、
この身長差は、ありがたいもんでした。


小さな声で会話をする為に、
タカさんは私の顔に自分の顔を近づけてくれるわけで。
わおー。その唇に触れたいぜーってなもんよ。



はぁ。
誘いたかった。（いや、体ではなく酒の席にだけど）
もっと、一緒にいたかった。
もっともっと、話していたかった。
もっともっともっと、２人で笑っていたかった。



でも、やっぱり誘える勇気は私にはなく。
結局、タカさんのケータイの番号もメアドも聞き出せないまま、
私はタカさんを車内に残して、電車を後にした。



タカさんには、奥さんがいるんだもの。
でもって、タカさんは奥さん一筋なんだもの。
しゃーないわな～。

　◇

電車が大きく揺れた時、とっさに掴んだ彼の腕の感触。
その感触の記憶をおかずにして、今夜は眠ると致しましょう。



あぁ。幸せ（ヨダレ）