私の夢には芸能人が出る率が高い。



今朝は、雨上がり決死隊が登場。

私は何故か蛍原に激しくつっこまれた。

後頭部を思い切り叩かれ、顔面からアスファルトへ激突。



「いでぇー」



涙目で鼻に手を当てると、そこには大量の血。

ゼリー状に固まった赤黒い鼻血が、手のひらに乗っていた。





鼻血の夢を見たのはきっと、

寝る前に「最近鼻血出なくなったな～」なんて、

感慨にふけっていたからだろう。

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私の鼻血ストーリーは、小学4年生から始まった。





その年の『アメリカ横断　ウルトラクイズ』の最終回の前の回を見た夜、

一体誰が優勝するのだろう？と、かなり興奮していた。



今でもはっきりと覚えている。

ピアノの前に座り込んで、ウルトラクイズに思いを馳せていたら、

鼻血がつつーと。



その鼻血は翌朝まで止まる気配もなく、

結局、翌日は鼻血が原因で学校を休む事に(汗)。







一番ひどかった高2の夏の部活中

（吹奏楽部・トランペットのパート練習中）には、



「あ鼻血。」って言うだけで、



後輩・先輩が私の傍から一気に散り、

トイレットペーパーやらタオルやらを持ち寄り、

私の元に駆け戻ってくれる位に、

私の鼻血は、周りに認知されていた。







20歳の頃には、スキーで左ひざ前十字靭帯を断裂し入院した先で、

鼻を優しく優し～くほじっていたら、

いきなり鼻血が激しく噴出。

両松葉では鼻を押さえながら流し台まで歩く事が出来ず、

挙句、ナースコールをするという、ある意味大惨事。







一番記憶に新しい鼻血は、

以前私もメンバーの一員だった合唱団が、

当時、この地域では一番大きかったホールで、

年末おなじみの、ベートーベンの第九を歌ったのを観にいった時。



出演する姉に無理やり来させられた、その演奏会。

うかつにも、私は感動してしまった。





「くそ。ここで泣いたら一生言われる。」





涙をぐっと堪えたら、鼻の奥でプツンと音がして。





演目終盤、オーケストラの音に乗せて、

私の鼻血は止まる事を知らず、流れる流れる。



こんな状況に耐えられず、結局号泣嗚咽状態。

涙と鼻血を抑える為に当てたハンカチ。なんて哀れ。





　◇





今鼻血で悩んでるアナタ（←いねぇだろ）。

体質は変わります。気長に鼻血と付き合ってあげて下さい。