そろそろバイトへ行く支度をしなくちゃ、というところへ、

義母から電話がかかってきた。





「結婚式、出なさい。」





な、なんなの？急に。

そんなの、私へ直接かけてこなくていいじゃない。

ことの発端は、ダンナのイトコの結婚式に欠席すると決めたのが始まり。

理由は勿論、金ねぇから。

それを昨日、ダンナが義母に電話で伝えたんだけど、

義母は１日考えたのか知らないが、

やはり出席した方がいいと思ったのだろう、

仕事中のダンナへ出席するよう、ダンナへ電話した後、

私にも直接電話してきたというわけだ。





「お金がないなら、うちが貸しますから。」

「お金は、返せる時に、千円ずつでも返して貰えればいいから。」





これ以上借金しろというのですか(汗)。

あー、やだやだ。たまんねぇ。





　◇





それはそうと。

昨年末、ダンナの実家に電話したんだけど、その時、



「葵さん。そんなに働かないで、家の事をしっかりやって下さいね。」

そう、言われた。



私の体を心配しての発言だったのだと思うが、正直

【アンタの息子の借金のせいで働かざるをえないんだよ】思ったね。





それを母ちゃんに言ったら、

「んまー。信じられない。お母さんだったらそんな事、口が裂けても言えないわー。」

「つーか、若いうちなんて一杯働いても倒れないんだよ。」



まぁ、母ちゃんにとって私は、目に入れたら痛い、可愛い娘であって。

どうしたって、私の肩をもってくれるんだけど(笑)。





義母＝お嬢様育ち

母ちゃん＝庶民





あぁ。やっぱり私は庶民の子供だ(爆)